| 名 称 | 国立屋内総合競技場 (現・国立代々木競技場) |
| 設計者 | 丹下 健三 |
| 竣工年 | 1964年 |
| 住 所 | 東京都渋谷区神南 |
| 備考・賞・HP・TEL | DOCOMOMO20選作品 HP http://www.naash.go.jp/yoyogi/ |
| 解説・感想 | 東京オリンピックの水泳と球技のための屋内競技場。 周辺の道路や鉄道、公園などの都市の軸線と広場とのダイナミックな構成によって、競技場の建築群を鮮明に印象づけた。 観衆を誘導する広場を「道空間」としてしつらえ、都市環境の中に建築が有機的に結合する姿を明らかにした。シェル工法が大架構空間の主流だったとき、屋根を吊構造で支える新たな空間の提案がなされ、人々の驚きは大きかった。 屋内競技場として必要な機能に応え、その空間がもたらしたものは、建築と人々が感動的に一体になることの証明でもあった。 合理性とともに伝統的な感性や感情とが同居し、吊屋根や湾曲したスタンドに日本的なものへの回帰意識が表れている。 主体育館の鉄板で覆われた大屋根は準吊構造という世界的にも珍しい構造で、外側の低層部分から一気に中央部の頂点まで伸び上がる曲線が非常に美しい。 建物に近づいていくと外に飛び出すような外壁が特徴的であるが、これも吊構造による構造的必然性から生まれた形態。 まさしく丹下氏の代表作であり、この建物により世界の丹下になったのも頷ける。 |
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