名 称 群馬音楽センター 
設計者 アントニン・レーモンド
竣工年 1961年
住 所 群馬県高崎市高松町
備考・賞・HP・TEL DOCOMOMO20選作品

解説・感想  この建築の特徴は最大スパン60mの鉄筋コンクリート折板構造にあるが、経済性に配慮し各折板面は同一寸法に統一されている。
設計に当たってレーモンドは3つの原則を示したという。
第一に市民の寄付をベースにした建築であることから、無駄のない長寿命建築とすること。
第二には民主主義に則り、舞台と客席の一体化と平等化を図ること。
第三には城址という敷地環境に配慮し、建物の高さを抑えること。
ホールでありながら舞台上部にタワーを持たない独特の姿はこうした設計者の思いを今に伝えている。

 群馬の資産家であった井上房一郎氏が高崎にオーケストラを結成し、その本拠地としてホールの建設を行ったものである。当時の地方都市には珍しかったホール建設費の1/3は市民の寄付でまかなわれた。
構造が鉄筋コンクリート折版構造によりホールの大空間をつくり出しているが、そのため、外観もダイナミックである。内部のホワイエの階段やレーモンド作の壁画も圧巻。
レーモンドの展示を行う部屋も設けられていて、ホールの設計の経緯などが模型などで見ることができる。


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